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2012 概要

スタンフォード・京都・アジア諸国とのダイアローグ 2012
-高等教育改革:デジタル情報時代のグローバル競争に立ち向かうために-

【趣 旨】
 スタンフォード大学アジア太平洋研究センター(APARC)は、アジア太平洋地域の各国共有の問題に対して協力的アプローチを強化していくことをめざして、2009年から複数年にわたる「ダイアローグ」を発足させました。第4回となる本年は、アジア各国が持続的な成長を実現する方法を模索する中で、最重要課題の一つである「高等教育改革」に焦点を当てます。
 過去数十年間でアジアは急速に発展しましたが、その発展の重要な土台となったのは「教育」でした。ところが今、その教育、中でも高等教育が多くの難問に直面しています。各国の教育の強み・弱み・構造はさまざまであり、抱える問題は経済発展の度合いにより違いがあります。しかしながら、国際化やデジタル化が進む世界において、問題のほとんどは共通しています。その中でも核となるのが、各国民がグローバル化や流動化の進む職を獲得できるかという問題です。
 情報通信ツールの発達により、より複雑で、国家の壁を越える生産ネットワークが生まれ、無数の業務が自動化され、業務が細分化される中、アジア諸国はかつてないほどの激しい競争にさらされています。
 急速な変化に対応するためにはどのような能力が必要なのでしょうか。そして、高等教育はそれにどう応えうるのでしょうか。国内における不平等をどのように軽減すればよいのでしょうか。教育において、政府はどのような役割を果たすべきであり、どのような分野に資産を集中させるべきなのでしょうか。
 公開シンポジウムでは、先立って行われる、スタンフォード大学やアジア各国の研究者による討論の結果を踏まえ、以下の各国を代表する識者が積極的に論議を戦わせる予定です。
【日 時】
2012年9月7日(金) 17:00~18:30 (開場16:30)
《ご注意》本会場は、9月7日(金)16時半~19時の計画停電対象グループに該当します。計画停電が実施される場合はシンポジウムを中止いたしますので、ご来場前に本ページで開催の有無をご確認ください。
【場 所】
京都市国際交流会館 イベントホール 地下鉄「蹴上駅」徒歩5分
【定 員】
200名(先着順。定員になり次第締め切り)
【参加費】
無料。
【言 語】
英語。日英の同時通訳あり。
同時通訳:株式会社サイマル・インターナショナル
【お申し込み】
受付を終了しました。
【主 催】
スタンフォード大学アジア太平洋研究センター(APARC)、スタンフォード日本センター、京都市
【後 援】
京都府、社団法人京都工業会
【登壇者】 
<モデレーター>
青木昌彦氏  Dr. Masahiko Aoki
 スタンフォード大学・京都大学名誉教授、スタンフォード日本センター共同理事長
<パネリスト>
門川大作氏 Mr. Daisaku Kadokawa
 京都市長(日本)
アーノルド・デイビッド氏 Mr. David Arnold
 The Asia Foundation(アジア財団)代表(米国)
キャスパー・ゲルハルト氏 Dr. Gerhard Casper
 スタンフォード大学前学長(米国)
兪 剛民(ユ・カンミン)氏 Dr. Kang-Min Yu
 延世大学校理科大学教授(大韓民国)
【事務局】
株式会社ポラリス・セクレタリーズ・オフィス内  skd officepolaris.co.jp