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2010 概要

スタンフォード・京都・アジア諸国とのダイアローグ
-東アジア共同体の時代は訪れつつあるのか?-

【趣 旨】
 2008年の世界的金融危機、日本における政権交代、中国の経済力の勃興などは東アジア共同体という概念を今までになく、切実な今日的テーマとしつつあります。そして、太平洋のもう一方の側では、オバマ政権が新しい地域主義への関心を深め、それに対応しようとしています。今年の11月には汎太平洋的なAPEC会議が日本で開かれます。
 この東アジアにおける地域主義の将来を形作る重要な時期にあたって、スタンフォード大学のショーレンスタイン・アジア太平洋研究センター(APARC)は、各国の専門家による第2回「スタンフォード・京都・アジア諸国とのダイアローグ」を開催いたします。そして、これを機会に、ダイアローグ参加者の中から数名が代表として出席する「公開シンポジウム」を開催いたします。
 日中韓による東アジア経済共同体という提案は、実現可能なアジェンダなのでしょうか?それは、APECやASEANプラスなど、他の経済統合のアイディアとどう比べられうるでしょうか?経済統合とともに地域的な軍事的安全と政治的安定は、どう保証されうるでしょうか?アメリカはアジアの地域主義とどうかかわり、アジアのそれに対する対応はどのようなものとなるでしょうか?
 「公開シンポジウム」では、こうした問題について、以下の各国を代表する識者が積極的に議論を戦わせる予定です。
【日 時】
2010年9月10日(金) 17:00~18:30 (開場16:30)
【場 所】
京都市国際交流会館 イベントホール
【定 員】
200名(先着順。定員になり次第締め切り)
【参加費】
無料。
【言 語】
英語。日英の同時通訳あり。
同時通訳:株式会社サイマル・インターナショナル
【主 催】
スタンフォード大学アジア太平洋研究センター、スタンフォード日本センター、京都市
【後 援】
京都府、社団法人京都工業会、京都商工会議所
【内 容】 
<モデレーター>
青木昌彦氏  Dr. Masahiko Aoki
 スタンフォード大学・京都大学名誉教授、スタンフォード日本センター共同理事長
<パネリスト>
マイケル・アマコスト氏  Dr. Michael Armacost
 スタンフォード大学特別上席フェロー、元・米国駐日大使(アメリカ)
时殷弘(シ・インホン)氏 Dr. Yinhong Shi
 中国人民大学国際関係学院教授、同校米国研究センター主任(中華人民共和国)
尹永寛(ユン・ヨングァン)氏 Dr. Young Kwan Yoon
 ソウル大学教授、元・韓国外交通商部長官(大韓民国)
トン・ヌー・ティ・ニン氏 Mme. Ton nu thi Ninh
 トリ・ベト大学設立プロジェクト代表、元・ベトナム駐欧大使(ベトナム)
アンドリュー・マッキンタイアー氏   Dr. Andrew MacIntyre
 オーストラリア国立大学アジア太平洋研究科長・教授(オーストラリア)
【事務局】
株式会社ポラリス・セクレタリーズ・オフィス内  skd officepolaris.co.jp