“課題解決力”を身に付けよう! -でも、“課題解決力”って??

企業では、日々、新規商品開発や既存商品(プロダクト)の改良といったイノベーションに取り組んでいます。

そのような企業が若い人材に求めているスキルの一つが、【課題解決力】です。

課題解決力とは、多様なニーズ、価格、機能、デザイン、省エネ、法律、販売、広報、経営企画などあらゆる場面において課題を見つけ出し、それらを解決していく力です。

競争が激しい世界において、いち早く課題見つけ出し、それを有利に解決するためには、戦略力が必要となります。

本セミナーでは、スマートフォン、ロボット、スマートハウスやその知的財産の専門家による講義(全5回)から戦略力を学び、さらに、グループワークを通じて課題解決の過程を体験することによって、「課題解決力」を身に着けることを目的としています。

最終回のコンテストではグループワークの成果を発表し、受賞を目指してください。

就活で自信を持ってPRできる経験と、将来にわたって役立つスキルの習得に向けて、あなたの力を発揮してみませんか。

【対 象】
大阪工業大学の学生、他大学学生、社会人
【申 込】
終了しました。
【参加費】
無料
【日 時】
2016年7月29日(金)~2017年2月24日(金)のうち、計6回
【参加について】

本デザイン思考・標準化セミナーでは、計6回のセミナーが開催されます。

第1回は、本セミナーのキックオフであり、基調講演と最終回(第6回)のプレゼンコンテストのルール説明が行われます。

第2回~第5回では、特別講演の聴講のほか、各回の指導教員や外部講師が指定する課題テーマに取組み、課題解決に向けた企画(プラン作成)を行います。特定の回への参加のみならず全ての回への参加も自由です。

全ての参加者は、第1回及び最終回(第6回)に参加することが強く求められます。また、第6回でのプレゼンテーションに向けたサンプルづくり(紙や粘土など)や発表資料作成などに積極的に貢献することが求められます。

【日 程】 
第1回
終了
日時7月29日(金)14時~17時           当日の様子(写真)
場所大宮キャンパス10号館4階1041教室
枚方キャンパス1号館5階1501教室(ビデオ中継)
課題テーマデザイン思考と標準化の重要性を知る。
基調講演および第6回(プレゼンテーション)のルール説明を行う。
講演
[講演1]
「IECにおける国際標準化活動」
野村 淳二 氏
国際電気標準会議(IEC)会長、学校法人常翔学園 理事
[講演2]
「デザイン思考とサービスドミナントロジック」
竹居 直哉 氏
株式会社 Takei Design & Technologies 代表取締役社長
第2回
終了
日時9月16日(金)14時~17時           当日の様子(写真)
場所枚方キャンパス1号館4階1401教室
課題テーマIoTアプリケーションを企画する。
IT化された身の回りの「もの」からクラウドに情報を集め、収集情報の可視化、分析、それのもとづく「もの」へのフィードバックなどを行うIoTアプリケーションの立案、 開発を行う。
講演
[講演1]
「IoTの動向と活用事例」
田代 卓 氏
株式会社日立システムズ 研究開発本部副本部長
[講演2]
「IoTの技術動向(ネットワークからプラットフォームまで)」
松井 進 氏
大阪工業大学 情報科学部 情報ネットワーク学科 教授
第3回
終了
日時10月14日(金)14時~17時           当日の様子(写真)
場所大宮キャンパス2号館1階 ロボティクス&デザインセンター
課題テーマデザイン思考・標準化戦略で起業家を目指す。
現在、ロボットが注目されている。ロボットで新規事業を起こす視点は、自働化・自律化・仕組み化である。この視点に標準化戦略の視点を加え、ロボットやIoTによる新規事業やビジネスモデル立案をワークショップで行う。そのための手法として、北米を中心に広くイノベーション教育や新規事業創出プロセスで導入されている人間中心のデザイン思考を知る。
講演
[講演1]
「デザイン思考・標準化戦略で起業家を目指そう」
(NEDO特別講座ロボットサービス・ビジネススクールについて)
北垣 和彦 氏
大阪工業大学 ロボティックス&デザインセンター 室長
[講演2]
「ラピッドプロトタイピング手法について」
横山 広充 氏
大阪工業大学 工学部 空間デザイン学科 講師
[講演3]
「デザイン思考によるワークショップの進め方とチームビルディング」
油井 毅 氏
大阪工業大学 ロボティクス&デザインセンター 係長
第4回
終了
日時11月 5日(土)9時30分~12時30分           当日の様子(写真)
場所大宮キャンパス7号館6階 765室
課題テーマ災害時の木造応急仮設住宅を企画する。
指定された条件下において、災害時に自力で容易に建設・解体・移築が可能な木造の応急仮設住宅を設計する。
事前説明会8月4日(木)15~15時半 432教室(4号館4階)にて実施
講演
[講演1]
「災害時の応急仮設住宅の供給における課題」
吉村 英祐 氏
大阪工業大学 工学部 建築学科 教授
[講演2]
「木造住宅の耐震化の考え方と地震応答解析ソフトによる耐震性の評価」
白山 敦子 氏
大阪工業大学 工学部 建築学科 講師
第5回
終了
日時12月16日(金)13時30分~16時30分           当日の様子(写真)
場所大宮キャンパス1号館8階 情報演習室2
課題テーマ企業の休眠特許の活用と事業化プランを企画する。
企業が活用仕切れていない特許技術(休眠特許)に学生の立場から焦点を当て、特許技術を有効に活用する方法を考え、さらにビジネスとして事業化させるための企画を行う。
講演
 
「ものづくり企業における知的財産活用戦略」
三原 雄一 氏
富士通株式会社 法務・知的財産本部
第6回
終了
日時2月24日(金)13時半~18時半           当日の様子(写真)
場所グランフロント大阪 北館 タワーC 8階「C05」
課題テーマ検討成果のプレゼンテーション
指定された課題に対する最終成果のプレゼンテーションを行う。優れた発表には賞が与えられる。
【お問い合わせ先】
大阪工業大学大学院知的財産研究科 
教授 村川 一雄
kazuo.murakawa oit.ac.jp